93:名無しNIPPER[saga]
2016/09/30(金) 02:37:31.62 ID:6l7dxE9X0
仗助「・・・なんだよお前ら・・・」
仗助「揃いも揃って抜け駆けしやがって・・・」
仗助「俺より先にアイツらのところに行くとはよォ〜〜〜ッ!
いい度胸しているじゃあねーかァ〜〜〜ッ!!」
仗助「供え物が目当てかよォ〜〜〜ッ!食い意地張ってるなあ億泰ゥ〜〜〜ッ!!」
仗助は強がってジョークを叫んだが、
声は震えて今にも崩れそうだった。
彼なりの現実逃避をしているのだ。
もちろんこれが本心のわけが無い。
仗助の思いはただ一つだった。
「やり直したい」
一生に一度、誰でも考える事だ
ゲームで負けて考える事もあれば
テストの間違った部分の答えを
終わってから思い出し考えることもある。
東方仗助は今まで過ごして来た人生の中で一番、
生きてきた中でもっとも
「やり直したい、戻りたい」
と考えた。
この物語は
クライマックスでも
序章でも
中間地点でもない。
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