43:名無しNIPPER[saga]
2016/09/29(木) 02:31:13.17 ID:qIRy1bWb0
館長「全身を黒いマントのような物で包んだ男に
「エニグマの本を貸してくれ」
と、頼まれたのです。」
館長「オカルト好きの度が過ぎた男だと思いつつも、私はエニグマを渡しました。」
館長「するとその男は、本をバラバラと2、3回見て、ノートに何かを書き出したのです。」
館長「腕をあまりに素早く動かしていたのでビックリしましたよ、
まあ、露伴先生のスケッチよりかはずっとゆっくりでしたがね」
館長「そしてノート一冊を描ききり、男は本と一緒にそのノートを渡してくれたのです」
館長「そのノートを見て私は目を丸くしましたよ。
ノートには、普通の本のような「文章」がと乗ってたんですもの
男が必死にやってたのはエニグマの解読だったんですよ」
露伴「・・・何?」
玉美「うおッ!本当だ!!ガキの頃やった漢字の書き取りよりもずっとビッシリ乗ってるぜ!!」
館長「納得してもらえるか分かりませんけど、
エニグマの文字を並び替えると、
このノートの文章とぴったり同じものができるのです」
間田「ええっと・・・ココがこうで、これがこうで・・・
ウオォッ!!本当だッ!!ページの数まで一緒だぞッ!!」
間田「こ、こういうの何て言うんだったか
ええと、ホログラムでもなく・・・ミリグラムでもない・・・
確か・・・」
露伴「アナグラムか・・・」
間田「そうッ!!それッ!それですッ!!」
館長「私はエニグマが寄付された4年前からずっと解読に挑戦してました。
縦読みとか、ローマ字や英語に直してみるなど
いろんな方法を試してみましたが、
まさか、こんな単純なトリックだったとは・・・」
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