【スペース・コブラ】古い王の地、ロードラン
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717:名無しNIPPER[saga]
2021/06/23(水) 22:43:23.88 ID:joB1L1uj0
コブラ「まぁ、そういうことだ。頼むぜグウィンドリン」


グウィンドリンの右掌を、コブラは握った。
それとほぼ同時に、真鍮鎧の騎士の手は右の二の腕に触れていた。
オーンスタインの右手は、グウィンドリンが皆を呼び集めた時から既に、かの神の右肩に手を置いている。


ジークマイヤー「…友と枕を並べて死ねるなど、騎士の誉よな……」

ジークマイヤー「ましてや世のため、人のためにともなれば、今死ねずして何が騎士か」フフフ…

ジークマイヤー「コブラ!この命、貴公にくれてやろうぞ!」ガッ


ジークマイヤーの手は左の二の腕に…


ローガン「神秘を追い求めた老骨が、世の神秘の真髄に触れて死ぬというのも、あるいは乙なものであろうなぁ」

ローガン「騎士が命を預けるならば、魔術師は理力を預けよう」スッ…


ローガンの手は左肩に…


ビアトリス「…偉大なる師を死地に送り、己は逃げたとあれば、私は野にいる自分を誇れないでしょう」

ビアトリス「何より、私には果たすべき使命があるのです。その道を阻む者は、例え暗黒神だろうと討たねばならないでしょう。例え、命が尽きようとも」

ビアトリス「御無礼、お許しください」


ビアトリスの手は、左肘に触れた。
恐るべき大敵を前にして心構えを口にするなど、あるいは意味を持たないかもしれない。
だが心ある者は皆、それぞれに信じたいのだ。
例えその信念が、幻や虚飾、酔いの類であろうとも。
それが、それだけが力となっていくのだ。



コブラ「よぉし、じゃあ地獄に落ちてやるとしようぜ!待たせちゃ悪いからな!」



グウィンドリンを中心として、黄金色の光の陣が現れると、コブラ達一行の姿は薄まり、消えた。





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