【スペース・コブラ】古い王の地、ロードラン
1- 20
35:名無しNIPPER[saga]
2016/09/16(金) 03:17:53.48 ID:arCyxKGf0

ゴゴゴゴゴ… ガコォン



コブラ「レバーで開く城門がしっかり動くって事は、この先にも間違いなく何かいるな」

ソラール「それはどういう意味だ?」

コブラ「気付かないのか?錆まみれな城門にしては動きが滑らか過ぎる。最近まで誰かが整備していた証だ」

亡者戦士「グォア!」ブン

コブラ「おっと危ない」ヒョイッ

ソラール「ふん!」


ドカッ! ドシャアッ…


コブラ「ヒュウ……盾ごと叩っ斬るとは恐れいったな。今更だが、アンタ何者なんだ?」

ソラール「名はソラールと言う。太陽の戦士だ。太陽を信奉し、偉大なものを目指す者」

コブラ「ソラールか……古代スペイン語で太陽に依るという意味だ。アンタにピッタリだぜ」

ソラール(すぺいん語?)

コブラ「紹介が遅れたが、俺はコブラだ。彼女はレディ」

レディ「よろしくお願いね」スッ

ソラール「む、こちらこそ」ギュッ…



ソラール(なんと滑らかな手なんだ……これが手甲をつけた者の手だというのか?)

ソラール(それに鎧もやけに身体を浮き立たせて……いや、密着しているのか?瞳もまるで真珠のようだ)

ソラール(……大沼という地に住まう者が、呪術を用いて身体を鉄に変える術を編み出したと聞くが…この者らはもしや呪術師なのか?)

ソラール(そう考えれば、竜を焼いた巨大な爆発にも納得がいくが…)



コブラ「んー?」

レディ「分かれ道ね。どうするの?」

コブラ「空から見た限りじゃこのまま進んでも問題無いが、手ぶらで行くのも手元が寂しい。どこかでお土産でも買いたいなぁ。とびきりイカした剣とかね」

レディ「右に行くのはやめておいた方がいいと思うわ。なんだか嫌な臭いがするもの。もしかすると下水に繋がっているのかも…」

ソラール「いや、待て。この先を見てくれ」

レディ「?」



アーマードタスク「………」フーッ フーッ



レディ「サイボーグ!?なぜこんな所に!?」

ソラール「さい…なんだ?」

コブラ「おいおい勘弁してくれ……悪魔とドラゴンとミノタウロスと来たのにここでサイボーグはないだろ。この世界の神様とやらも酷く酔い潰れてるようだぜ。しかもあの体格を見るに、やっこさんは相当に高出力だ。アイドリングもふかして準備も万端。嫌な相手さ」

レディ「サイコガンで倒せないかしら?」

コブラ「倒せるだろうが後に続かないだろう。今日の俺はコンデションが最悪で、サイコガンを一発撃つたびに二日酔いになっちまうらしい。それに見ろよレディ」


弩兵亡者「………」


ソラール「狙撃兵……」

レディ「貴方の雷ではどう?」

ソラール「恐らく厳しいだろうな……破壊力はあるが練るのに手間取るから、先ほどコブラ殿の言ったような事になるだけ…」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
776Res/935.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice