【スペース・コブラ】古い王の地、ロードラン
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33:名無しNIPPER[saga]
2016/09/16(金) 03:01:32.11 ID:arCyxKGf0



ソラール「あれ以来、彼はあそこに座ったまま、何もしようとしない」

ソラール「使命を見出し、それを果たさぬ限り、何をしようとロードランからは出られない………仮に他者の時の流れから抜け出しても、抜け出した先にある自分の世界は、やはりこの地のみなのだ……と、悟ってしまったんだ」

ソラール「この地にある偉大な力……その力がここに来る者達を縛り付ける。彼はそれに屈してしまい、心を折ってしまったということだ」


コブラ「………」


ソラール「貴公らは、見るからにロードランでも俺の居た『人の世界』でもない、どこか別の世界から来たと見えるが、ここでは甘い希望は捨てた方がいい」

ソラール「ここで出来ることは、諦めて亡者になるか使命を果たすか、それだけしかないんだ」

コブラ「ふーん」

ソラール「………」


ソラール「ニヤつかないで真面目に聞いてくれ。不死ではない貴公にとっては…」

コブラ「ああ、スマンね。どうせそんな事なんだろうなと薄々は予感してたんでね」

ソラール「なに?」

レディ「つまり、いつもの事ってことよ。彼にとってはね」



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