響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編2】
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2018/03/11(日) 16:02:47.49 ID:SpIkyb5v0
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響(……結局、拓海は346プロについては何も教えてくれなかった)
響(自分は、人間と喰種に仲良くなってほしいのに)
響(人間に喰種のことを分かってもらうために、346のことは知っておかなきゃいけない筈なのに)
響(…また、唯に会いにいけば教えてくれるかな)
響(でも、拓海に『会わないでくれ』って釘を刺されちゃったし…)
響(下手に聞けば、唯を傷つけちゃうかもしれない……)
響(そもそも、病院にはRcゲート?って言うのがあって)
響(あの時たまたま壊れてただけで、次に行くときは自分の正体がバレてしまうかも……)
響「……」
響「…………あれ?」
響「ここ、どこ?」
響(どうしよう、考え事しながら歩いてたから)
響(いつの間にか知らないところに入っちゃったぞ……!?)
響(知ってる建物は……いやその前にぴよ子に連絡……!)
響(えっと……)
「……っと…て…!」
「……ちょっと、離して……!」
「離しなさいよっ……!」
「おらっ!」ゴッ
「ハハハ」
「ッ……! ううううぅうううううっ……!」
響「?」
響(……ケンカ?)
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