京太郎「俺はもう逃げない」 赤木「見失うなよ、自分を」
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266:スレ主 ◆EvBfxcIQ32[saga]
2016/09/19(月) 23:58:45.46 ID:nlh/sSuL0

バァアアン!

「ひゃああ!?」


 赤木さんが顔をのぞかせた瞬間、雷鳴が鳴り響いた。

 全員その場で小さく跳び上がる。

 それは、雷に驚いたからだけではないようだった。


「失礼…………もう入ってもいいのか?」


 俺に負けない、いや、その身に纏う威圧感やその他もろもろで俺より大きく見える、50を過ぎた老人が入ってきたことに、皆は完全に度肝を抜かれたようだった。

 恐らく、俺が初めてこの人と会った時に感じたような、その凄まじい存在感に中てられているのだろう。


「えっと、この人が、俺にアドバイスしてくれた、赤木さんです…………」


 ぽかんと口を開けたまま、部長たちは呆然としていた。

 そりゃハギヨシさんみたいな格好いい紳士なお方が登場するとは思っていなかっただろうが、筋モノ…………こうしてよく見れば明らかに一般のお方でない人が来るとは思ってもみなかっただろう。

 白馬に乗ったヤクザがお姫様を迎えに来たようなミスマッチだ。



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