83: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/16(火) 23:55:34.16 ID:76z/AbrT0
男「オートマタ……何でこんなモンがこんなところに……」
森林地帯にポッカリと空いた円形のスペースに、ポツンと置かれた1つの墓。
そこに寄り添うように、少女の姿をした魔導式機械人形オートマタが眠っていた。
84: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/16(火) 23:58:19.15 ID:76z/AbrT0
男「……とりあえずほっとくのもアレだしな……でもこの墓の下の人がコイツの持ち主だったら、引き離すのも悪い気がするし。んー」
死んだ持ち主と共に眠るオートマタという、映画のエンディングに出てきそうな感動的な話かもしれないと思うと、やはり放って置くのが正解なのか。
85: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:00:07.98 ID:/KNu79xO0
…………
魔少女「なるほど……オートマタですか。確かにこんなダンジョンに廃棄されているなんておかしいですね」
86: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:01:50.47 ID:/KNu79xO0
魔少女「で……どうします?先輩」
男「ん?どうって?」
魔少女「このオートマタ……恐らくまだ使用出来ますよ?」
87: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:03:33.71 ID:/KNu79xO0
……………………
ガードマン「そろそろ18時か……何事も無ければそろそろ戻ってくる頃だねぇ」
88: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:05:49.53 ID:/KNu79xO0
男「お!戻れた戻れた!!いやー、アリの大群に追いかけられた時はどうなるかと思ったぜ」
魔少女「先輩……今度からダンジョンに入る前には、最低限そのダンジョンの魔物の生態くらい知っておいた方がいいです。その為にガイドブックが配られているんですから」
89: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:07:20.56 ID:/KNu79xO0
90: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:09:44.30 ID:/KNu79xO0
泥だらけで眠っているオートマタを、老人はじっと見つめる。
91: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:11:37.45 ID:/KNu79xO0
投下終了です。眠いのでいいところで中断です。
明日の朝に残りを投下します。ではまた。
92:名無しNIPPER[sage]
2016/08/17(水) 00:13:48.95 ID:xPyQLhh0O
乙
93: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 07:56:01.76 ID:/KNu79xO0
…………
ガードマン「そうかい……ダンジョンの森の中に墓が……」
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