男「はぁ?ダンジョンに行ってこいって?」
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88: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:05:49.53 ID:/KNu79xO0
男「お!戻れた戻れた!!いやー、アリの大群に追いかけられた時はどうなるかと思ったぜ」

魔少女「先輩……今度からダンジョンに入る前には、最低限そのダンジョンの魔物の生態くらい知っておいた方がいいです。その為にガイドブックが配られているんですから」


賑やかな声が聞こえてきた。どうやら帰ってきたようだ。


ガードマン「おぉー戻ってきたねぇ。収穫はあったかい?……ん?」

声の方へと振り向くと、少年と少女の姿があった。
そして





ガードマン「……少年……君が背負っている子は……」



少年の背には、ボロボロのドレスを着たボロボロの少女らしき姿が。

男「え?あ!?ストップ!ガードマンさんの今考えている事は恐らく誤解ですから!!これには深い理由が」

魔少女「先輩……面会には時々行きますから安心してください」

男「魔少女!!お前もちゃんと理由を説明して」






ガードマン「まさか…………そんな…………『エリス』……」






男「へ?」

魔少女「?」

ガードマンの老人が1つの名を呟く。

それはこの老人の遠い遠い思い出。



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