男「はぁ?ダンジョンに行ってこいって?」
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85: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 00:00:07.98 ID:/KNu79xO0

…………


魔少女「なるほど……オートマタですか。確かにこんなダンジョンに廃棄されているなんておかしいですね」

男「だろ?それも墓の側で倒れてんだぜ?何か映画のワンシーンみたいだよな」

魔少女「何処かに……製造年月日が記されているはず……」ゴソゴソ

男「え!?ちょ、バカ!!何やってんだお前!!」バッ!!


魔少女は、オートマタの作られた年代を調べようと、ボロボロのドレスを脱がし、身体中を調べていく。

人形とはいえ、見た目は完全に人間の少女なので、魔少女が色々弄ったり開いたりと、絵的にかなりヤバイ事になっている。
純情な男子高生には、直視しがたい光景である。本当は見たいが。


魔少女「ッ!?ありました……今から20年以上も昔に製造されたモノです」

男「20年!?そりゃまた結構古いなぁ。俺らが生まれるより昔か……あ」

魔少女「…………」


驚いた男は、つい目線を魔少女達に向けてしまい、少女を形取ったオートマタを色々と凝視してしまう。
見た目は人間と変わりはない。つまりモロ見えだ。

男「…………とりあえず上着かけといて…………」スッ……


男は経験値を獲得した。

男はレベルが上がった。



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