男「はぁ?ダンジョンに行ってこいって?」
1- 20
409: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2017/01/09(月) 22:19:51.91 ID:MrLSsepx0
探索40分経過


第二層

『採掘者の休息所』



男「おー!やっと通路以外の広い部屋に出た!!」

最初に選ばなかった分かれ道を進んでいくと、男達は坑道内に開けたエリアを見つけた。
このエリアには、採掘者達の為の簡易的な小屋のようなモノが数軒建てられている。といっても、ダンジョンが作られるさいにその膨大な魔力によって、現実の世界のどこかを写し取っただけなのだが。

金髪「この小屋で少し腰を下ろして休憩が出来そうやな」

魔少女「そうですね……ただし、先にこの小屋を全て調べましょう。魔物が潜んでいる可能性が高いですから」

そう魔少女が進言すると、三人はそれぞれ小屋の中を慎重に確認していく。


魔少女「……こっちの小屋は大丈夫です」

金髪「こっちも何もおらんわー」

男「どわぁぁあああ!?何かデッカいムカデがいる!!」


大ムカデ『キィィィイイッ!!!』バッ!!

ズザァァァアアアッ!!!

男の叫び声と共に、小屋の中から大ムカデと男が飛び出してくる。

大ムカデの大きさは成人男性ほど。
ガイドブック曰く、危険度2から3の魔物である。

男「くっ!?離れろ!!」ブンッ!!

男が鉄の剣を振ると、男に組みついていた大ムカデが一旦離れる。


魔少女「大ムカデ……私達には決して弱くはない魔物です」

金髪「加勢したろか男!?」

男「いや、まだいい!!この剣の試運転がてら、俺1人でやってみる」

魔少女「……わかりました。気をつけてくださいね、先輩」

金髪「おいおいええんか?アイツあんまり強くないんやろ?」

魔少女「火力でいえば……私や金髪さんの方が上です。でも、まぁ見ててください」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
497Res/305.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice