76: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/12(月) 03:23:49.10 ID:5JwIXqGBo
夕方 千葉沖 駆逐艦ウネビ艦内
伊艦推しD「海兵! 海軍の者は誰か居ないか!!」
海兵「お兄さん、どうかしたんですか」
伊艦推しD「一人拘束してもらいたい人物が、この艦内に居る」
海兵「お兄さん落ち着いて、どうしたの。誰かと喧嘩でもしましたか」
伊艦推しD「……これを見ろ」スッ
海兵「陸軍の、この認識桁まさか特務……!!!? 少尉殿、失礼しました!」
伊艦推しD「構わない。艦長に説明する。案内してくれ」
海兵「りょ、了解! こちらへどうぞ!」
夕方 千葉沖 駆逐艦カイヨウ 艦長室
軍令部総長「なに? ウネビに不審者? そんなもの適当にあしらっとけ。艦長判断で良いだろう。情報を上げてくるな」
「それが……発見者は陸軍特務機関の少尉で、その不審者の身体的特徴が元海軍の比屋定海月氏と一致しているそうです」
軍令部総長「はぁ? 大体、何故陸軍の特務が観艦式に参加している。その時点から……待て、何と言った、身体的特徴が誰と一致している」
「比屋定海月です。霊装魂計画の責任者だった人物になります」
軍令部総長(何故その名前が出てくる。死んでいるのだろう)
軍令部総長(……八雲、また何か企んでいるのか。俺の顔に泥を塗って引っ掻き回す気だな)
「いかが対処致しますか」
軍令部総長「海では駄目だ。確保するタイミングはオカに上がった瞬間とする」
軍令部総長「横須賀と連絡を取り、陸戦隊を1個中隊、いや、1個小隊を待機させておけ」
「はぁ、陸で、ですか。しかし、陸軍少尉殿からは大至急とのことですが」
軍令部総長「リエゾン如きが俺に指図するのか」
「りょ、了解! では艦内での確保は無し、現状待機という旨でよろしいでしょうか」
軍令部総長「ああ。陸軍の少尉ごときが何を言おうと適当にあしらっておけ。ウネビ艦長はこの命令を順守するように」
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