43: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/08/21(日) 22:32:28.89 ID:FjdBR6vJo
横鎮長官「これはー、軍令より軍政の管轄すべき問題であるように思う」
軍令部総長「うむ。軍令部は横鎮長官に全く同意見である。内局、意見はあるのだろうな」
軍務局長「……軍務局は海軍省内部各局の代表として意見をまとめて来ております」
海軍次官「ゴホン、そして私は内部各局の意見を拾い、その後、海軍次官として意見を述べたいです」
海軍大臣「はいはい。聞きますよ。言って下さい」
軍務局長「……国民の注目は、今現在、艦娘を通して海軍へ注がれています。彼らにとって我ら海軍は艦娘の保護責任者、という立場であると判断すべきでしょう」
軍令部総長「馬鹿らしい。何が保護責任者か。管理者に決まっておろうに」イライラ
軍務局長「……民は、もはやそのようには認識しておりません」
軍令部総長「分かっている! だから馬鹿らしいのだ! 続けろ!」
軍務局長「……一部は艦娘の熱狂的なファンを自称する者まで現れており、日に日にその数は増しています」
軍務局長「……戦局優位の時勢、そして世論を鑑みれば、艦娘の損失を度外視した作戦立案を軍令部には控えて頂きたい」
軍令部総長「……」
軍務局長「……それを、強く、強くお願いしたい。決して、民意を無視することの無きよう」
軍令部総長「黙って聞いていれば軍政の雑魚が偉そうに!!!」
軍務局長「……軍令部の思い上がりを内部各局とも心配しているのです」
軍令部総長「思い上がりとは何か! 作戦は大本営において総理の裁可を得て立案、計画、実行される!! 局長ごときに念を押されるいわれは無いはずだ!」
海軍大臣「まーまー。総長、これは命令でなくお願いだよ。お願い」
横鎮長官「総長ー、同じ海軍の仲間では無いですか。穏便に行きましょう」
軍令部総長「……フン」
軍務局長「……」
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