【艦これ】女提督「それはね」
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42: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/08/21(日) 22:31:19.78 ID:FjdBR6vJo

+5日


昼 赤レンガ 会議室


海軍首脳とも言える、錚々たる面子が首を揃えて会議の場にあった。

海軍大臣、軍令部総長、海軍次官、横須賀鎮守府司令長官、艦政本部長、海軍省軍務局長。

海軍における重大事を話し合うため設置された海軍将官会議、その常任の面子である。


海軍大臣「やぁやぁ、よく集まってくれた」

軍令部総長「元帥はいらっしゃらないのか」

海軍次官「ゴホン。はい。欠席の御連絡を頂いております」

横須賀鎮守府司令長官(以下、横鎮長官)「元帥もー、お歳だ。あまり無理をさせたくない」

艦政本部長「て、定例会ですから……。き、今日はやはり?」

軍務局長「……」

海軍大臣「うむうむ。まずはケッコン問題への対処についてだね」

軍令部総長「海外艦には楽長殿を充て問題解決したのだろう」

海軍次官「ゴホン。全面解決というわけには、参りません」

横鎮長官「海外艦全員をー、暇な大湊へ行かせるのは、ソレはソレで少し問題があると僕も思う」

軍務局長「……」

海軍大臣「あーあー。総長、八雲さんのことを楽長殿などと呼ぶのはやめてくれたまえ。彼女は海軍省では人気があるんだ。僕のメンツも考えて欲しい」

軍令部総長「失敬。口が滑ったー。先ほどの言葉は本心ではないー。聞かなかったことにしてくれー」

海軍大臣「うんうん。それでいい。続けよう」

海軍次官「チッ ゴホン。大湊へ移動させるのは対症療法でしかありません。本質的解決のための策を練るべきかと」



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