122: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/05(土) 04:41:07.49 ID:u1AXXBNco
八雲「……よぉ爺さん」フラフラ
爺「……大丈夫か」
八雲「……おう、この八雲様がこれくらいで」フラフラ
爺「横になれ。少しは楽になるだろう」
八雲「アンタの前で、そんな醜態晒せるかよ」
爺「意地になるな。何も切った張ったをしとる訳じゃあるまいに。ほれ、儂の膝を枕にしてもええぞ」
八雲「……あ、もう駄目だ」バタン
爺「おうおう、倒れおったわ」
八雲「ん……」
爺「気がついたか」
八雲「……爺さん、私がアンタに膝枕を頼んだか」
爺「いや。儂の趣味じゃ」ケラケラ
八雲「もう良い。帰る」ムクッ
爺「ああ、急に起き上がると」
八雲「うっ」クラッ
爺「貧血気味なのだから、まぁそうなるわな」
八雲「……もうちょっとだけ足を貸せ」ゴロン
爺「最初から素直になっておけ馬鹿モンが」
八雲「チッ」
爺「そうじゃ、ついでに耳かきもしてやろう」
八雲「……爺さんが女に耳かきかよ。絵にならねぇなおい」
爺「老いたりと言えども、まだまだ若いモンには負けんわい」
八雲「何をだよ」クスッ
爺「ひょっひょっひょ。ほれ、耳を出せ耳を」
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