どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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332: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2018/07/19(木) 22:22:20.98 ID:ndy8l+GF0
海未「父は、2年前に…」


ブラッシュ「いったい何があったのだ!?」


他の一族の全員も、海未の父が亡くなっていたと知りざわつく。


海未「何者かにやられました。私もその場所には居合わせていないので、これ以上のことは…」


ブラッシュ「そうか…。彼は素晴らしい戦士だった。」


海未「父もそういっていただけて幸せだと思います。ブラッシュさん、ありがとうございます」


そしてその場が一度静寂に包まれる。
その静寂を切り裂いたのは…


穂乃果「あ、あの!」


全員が穂乃果のほうを向く。


穂乃果「なんとか…海未ちゃんを一族に戻していただけないでしょうか?」


海未「穂乃果…」


ブラッシュ「それは本当にできない。掟で禁じられている」


穂乃果「そう…ですか…」


海未「いいんですよ穂乃果」


最長寿「はてさて、おぬしらはなぜこの場所に?」


絵里「私たちは、創世神様の導きでこの里へ来ました」


ブラッシュ「創世神…?」


希「神話では、女神様やね」


ブラッシュ「それは、女神サクラコか?」


にこ「ええ、そうよ。彼女がリーズン一族のもとへ行って導きのチュードをもらってきなさいって…」


最長寿「そうじゃったか…。ブラッシュよ、ついにこの時が来たのう」


ブラッシュ「ええ、私が族長の時に来るとは」


ブラッシュ「想定外ですとも…」


真姫(…?)


最長寿「この里に伝わる古の話をしようかの。ばあさん、たのむわい」


最長寿の声掛けに答えて、優しそうなおばあさんが前に出てくる。


ばあさん「では、古の話だよう」


ばあさん「導きのチュードとは奇跡を引き起こすといわれている鏡。女神に選ばれし者が鏡を手にするまで、その鏡を守る存在が必要だった…。それに選ばれたのが、リーズン一族。世界に隠れてずっと導きのチュードを守っているのですよ…」


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