どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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◆G2i9TD/uc6FP
[saga]
2018/07/19(木) 22:04:38.13 ID:ndy8l+GF0
ことり「私たちは歓迎されているってことかな?」
ブラッシュ「今回だけは特別だ。同じ一族の血を引く者に武器を向けてしまったからな…」
真姫「リーズン一族は基本的に隠れて過ごしているのよね?」
ブラッシュ「そうだ。だがこうなったのも何かの縁だ、少しの間だがゆっくりしていきなさい」
海未「聞きたいことがあるのですが、いいですか?」
海未「なぜ、私はこの一族から離れることになったのでしょうか?父からはもめたと聞いたのですが」
リーズン一族で最長寿である男性も前に出てきて会話に参加する。
最長寿「わしがこの里で一番長い。わしが説明しよう」
ブラッシュ「ありがとう」
コマート「彼は昔の族長なんです」
花陽「族長って血とかで決まっていないんですか?」
コマート「族長は一番強い戦士がなるんです。彼は高齢のため族長を降りました」
最長寿「なぜ海未と父がこの一族から離れてしまったか…。それは、父が母の願いを聞いたからじゃ」
海未「私の母の願いを…?」
最長寿「海未が生まれて間もない頃、魔物との戦いがあったのじゃ。そこで母が力尽きる時に、海未を安全な場所へと父に頼んだのじゃよ」
真姫「それで追放?」
最長寿「海未の父は自ら追放されることを望んだのじゃ。しかし、理由もなく追放するなど、ふつうはおかしいもの。じゃが海未の父と母は一族の中でもかなり強かった。じゃから、生き残った一族全員はその頼みを聞き入れたのじゃ」
ブラッシュ「そして追放され、安全な場所へと避難したんだ」
真姫「でも、そのまま一族と一緒にいたほうが安全だったと思うのだけれど?」
ブラッシュ「この一族は特別な力で守られている。しかし、その時は魔物たちに発見されて戦いになってしまった直後だ。一族が安全だとは言いにくかった」
ブラッシュ「今はこうやって立て直せたが、多くの犠牲を…」
真姫「そうだったの…。ごめんなさい」
穂乃果「海未ちゃんが本当にリーズン一族だったってことは、海未ちゃんはこの一族の一員としてまた迎えてもらえるってこと?」」
ブラッシュ「それはできない」
ブラッシュ「リーズン一族にとって、一度追放された者は他人も同然。海未をもう一度一族の仲間として向かれることはできない」
最長寿「こうやって族長の前に連れてこれたのも、父と母の功績があったからじゃよ」
コマート「海未さんのお父さんは元気ですか?今もオトノキザカの近くに住んでいるんでしょう?」
海未は一度言葉に詰まる。
ブラッシュ「ま、まさか…!?」
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