どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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261: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/06/03(土) 21:36:27.44 ID:zETtY78I0
宙を舞い続けているドラギュラスをちらりと見つつ、ラインガイスは魔物たちの間をすり抜けて駆け抜ける。


絵里「っ!?」


絵里とことりは魔物と戦っているためラインガイスの姿を追えない。
花陽と海未も空中の魔物を対処しようと攻撃していて、瞬時にラインガイスを攻撃できない。
ラインガイスはそのまま駆け抜けて病院の方へ走っていく。


ことり「大変!!」


海未「くっ!」


海未がラインガイスに向かって矢を放つが、当然ラインガイスに当たらない。


海未「希、穂乃果!ラインガイスが病院の方へ向かいました!」


穂乃果「そんな…。魔物だって止めきれてないのに!」


穂乃果「どうすれば…」


希「真姫ちゃん、あなたならここでどうするの?可能性に身をゆだねるしかないこの状況で…」


希「…やるしかない!」


希「穂乃果ちゃん!戦いながら聞いて!」


二人は戦闘を行いながら会話を始める。
穂乃果も耳を傾ける。


希「この状況を打破する方法を一つだけ、思いついたんよ!」


穂乃果「本当に!?」


希「完全な憶測だけれど…」


穂乃果「やろう!!」


希(決断力の速さ…さすがやな穂乃果ちゃん)


希はサモンコネクト中のヒュベリガルの雷で敵を薙ぎ払い、考えを瞬時に整理して口を開く。


希「穂乃果ちゃんは、どうしてドラギュラスが戦闘に参加しないであのまま宙を舞い続けていると思う?」


穂乃果「せいっ!…どうしてだろう?」


敵を薙ぎ払いながら考えるが、いい考えが思いつかない。


希「ウチが思うに、この魔物たちはドラギュラスの魔力で動いてると思うんよ!」


希「最初に魔物の軍勢が攻めてきたときも、今こうやって魔法陣から出現させている時も、ドラギュラスは戦闘に参加していないんよ!」


穂乃果「確かに、戦闘に参加しないのはおかしい…。でもラインガイスは戦ってるよ?」


希「ウチらの考えがまとまらないように混乱させてるんやと思う!ラインガイスが魔物操作に必要なのかどうなのか」


穂乃果「なるほど…」


希「それと、ドラギュラスの額には宝石があったんよ!それが魔物を操作するのに大切なものだと思う。ヒュベリガルとサモンコネクトして頭部を攻撃した時に気付いたの!」


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