どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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247: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/03/28(火) 22:28:10.72 ID:Q9Abj4nb0
魔物はどんどん倒されていく。
屋根の上から的確にあふれた魔物を倒し、近接班は可能な限りすべてを倒していく。
魔物自体は固くないため簡単に倒すことができる。

魔物たちはまったく侵入できないことにいらだちを隠せていない。


穂乃果「みんな!ここから!!」


穂乃果の鼓舞に応え、全員の攻撃のペースが上がる。
魔物の勢いが弱まっていくと、魔物の軍勢の奥に控えていたドラゴンが急に中央の道に突っ込んでくる。


絵里「何!?」


ドラゴンはトラックくらいの大きさで大きな翼があるが屈強な足で突進してきた。
ドラゴンの上には鎧を着た皮膚が灰色の男性が乗っている。腕には槍が携えられている。
絵里の前でドラゴンは停止し、ギラリと睨む。


ドラゴン「わが名は、ドラギュラス!」


ドラギュラス「我の背に乗っているのは、騎士ラインガイス!」


ドラギュラス「よくぞこの錬金魔獣たちの進行を止めているな少女たちよ」


絵里は突っ込んでくる魔物たちを冷静に倒しつつ、ドラギュラスに注目する。


ことり「絵里ちゃん大丈夫!?」


絵里「まだ攻めては来てないわ!」


ラインガイス「ドラギュラス、そろそろ行ってもいいんじゃないか?」


ドラギュラス「そうだな」


魔物たちをばったばったと斬っている絵里に向かってドラギュラスは急接近。
どしどしと突っ込んでいき、絵里を薙ぎ払うようにしっぽを振るう。
周りの魔物たちも吹き飛ばされていき、絵里は盾をしっかり構えて受け止める。

ドスッ!!

しかししっぽの薙ぎ払いはかなりの威力で、絵里をそのまま吹っ飛ばす。
吹き飛ばされた絵里はそのまま建物に突っ込んでいき、壁に激突する。


絵里「がっ…」


絵里は地面に崩れ落ち、魔物たちが進行を進める。
海未と花陽とことりがカバーして魔物は進みきることができなかった。
絵里がよろよろと立ち上がると、ドラギュラスはまたしっぽを振るって絵里を薙ぎ払う。


絵里「くっ!」


上手く屈んでしっぽをやり過ごす。
しっぽの先は建物を少しえぐり、瓦礫が絵里の背中にかかる。


絵里「あのしっぽを受けきるのは無理ね」


低姿勢でその場を離れて、ドラギュラスに突っ込んでいく。


絵里「とりあえず戦ってみる!!」


足に魔力を纏わせて移動速度を上昇させ、ドラギュラスの足に向かって剣を水平に振るう。


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