どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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222: ◆gV7VzHZkCdFJ[saga]
2017/02/15(水) 17:11:41.13 ID:+PlwEtjw0
真姫「鎖よ!」


背中から倒れるときに受け身を取りつつ、飛んでいく扇に向けて右手を突き出す真姫。
すると扇から炎の鎖が放たれ、空中にいる細い魔物の脇腹の横を通って真姫の手へ届く。
闇魔法弾が放たれる直前に、真姫は体を大きく左に転がして同時に右手を大きく左へ引き寄せ、炎の鎖をきらめかせて右手に収束させる。
炎の鎖は空中の細い魔物の腹に直撃。
真姫の手に吸い込まれて短くなっている魔力の鎖により扇も引き寄せられているので、扇の重みと左へと引かれる鎖の力でちょうどよく細い魔物の腹に巻かれる!


細い魔物「なんだと!?」


そのまま細い魔物は引き寄せられて、地面にたたきつけられる。
真姫は転がってから立ち上がって、一度炎の鎖を消滅させてからすぐさまもう一度炎の鎖を扇から出現させる。
真姫の右手に向かって伸びていく炎の鎖を掴みとり、扇を自分の手に引き寄せる。
それにより、魔物に絡まっていた鎖のせいで引き寄せられなかった扇を手元に戻せたのだ。


真姫「ふぅ…」


細い魔物「やりますね、まさかこうやって来るとは…」


真姫「まだ元気みたいね、結構強めに打ちつけたと思ったんだけれど」


細い魔物「フフ、ならばギアを上げていきましょうか」


手から闇魔法弾を連続で放ちつつ突っ込んでくる細い魔物。
真姫は闇魔法弾を弾き続け、その中で舞うことで扇に炎の魔力を込める。。
少し離れたところから低めの飛び蹴りを放ってきたが、少ない動きで攻撃を避けてから扇を振るう。
扇の刃は細い魔物の右肩を斬りつけるが、魔物は地面に着地してから連続で素早い蹴りを入れる。
回避せずになるべく受け流していく真姫、反撃をしようと扇を振るう!

しかし魔物は蹴りからパンチに攻撃を変え、扇を避けながら拳を突き出す。


真姫「威力の高い攻撃!?」


咄嗟に右手で攻撃を受け止めるが、その衝撃で少し後ずさりする。
細い魔物はそこからパンチを力強く撃ち続ける。
真姫は躱していくが、受け流すことはできない。

魔物の拳をうまく躱せたときに、扇を強くふるう。
しかし魔物は拳を突き出した勢いに乗ってタックル!
扇が魔物に当たる前に真姫は吹き飛ばされる。


真姫「きゃっ!」


なんとか立ち上がるが、魔物の蹴りの追撃が腹にクリーンヒットする。


真姫「うっ!?」


さらに逆の足で真姫の頬を蹴りつけ、その足のかかとで逆の頬を蹴りつける。
素早い攻撃の連続を防ごうとした真姫だったが、それを読んでいたかのように蹴りをやめて低くグッと構える。


真姫(まずい!!)


魔物の拳は地面をえぐるかのように強烈で、地面すれすれのところから上昇し真姫の腹部を突く。


真姫(アッパー!?)


細い魔物「ふんっ!!」


振りぬかれた拳によって腹部に強烈な一撃を受け吹き飛ばされた真姫は、6m程度飛んでから病院の敷地に立っていた石像に直撃して崩れ落ちる石像と共に地面に倒れ込む。


真姫「ガハッ…ゲホッ…」


口から血を吐いて、腹部を左手で押さえながら険しい顔で細い魔物を見つめる真姫。


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