魔法少女ダークストーカー 2スレ目
1- 20
60: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/27(月) 23:31:06.00 ID:QMq6hIOao
俺「いや………そうじゃねぇだろ!!」

俺はそれを否定する。


レミ「…えっ?」

俺「神風は…絶対そんな事望んでねぇ!今ここに居たら…例え自分の死が無駄になったとしても、レミを助ける方を選ぶに決まってんじゃねぇか!!」

レミ「だったら…だったらどうすんのよ!!他に虚獣を倒す方法があるの!?」


そう…最大の問題はそこだ。


唯一にして最大の切り札、ディメンションスレイヤーを形成するには力が足りず…

俺に出来るのは、数回の加速空間や停滞空間の展開が精々。

他に出来る事と言えば………


俺「………あぁ、そうだ…あれがあるじゃないか…」

ユズ…ハル……そして最後にディーティーに視線を向けた後、俺は呟いた。

ハル「あれって…何ですか?」


俺はまず、ブラックホールに足止めされた虚獣を停滞空間で捕縛し……ハルも追随するかのように停滞空間を展開して、それに重ねる。

俺「アラクは…まだ、能力を使える程回復してないんだよな?」


アラク「アトスウフン…マテバ、イッカイツカエル」

何も無い空間に空いた穴から、ひょっこりと顔を出し…答えるアラク。


俺「数分か……さすがにそれを待ってたら、色々間に合わないわなぁ…」

アラクの能力でレミを退避させる事が出来たなら、事は大分楽に運ぶのだが…さすがにそこまで上手くは行かないらしい。

俺は、加速空間を展開しながら……レミと入れ替わるように、虚獣に近付いて行った。


ユズ「え?センパイ、何してるんッスか!?」

ハル「戻って下さい!危険です!!」


俺の行動に慌てる、ユズとハル。そして……二人とは反対に、落ち着いた眼差しで俺を見送ったのは……ディーティーだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
226Res/301.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice