魔法少女ダークストーカー 2スレ目
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43: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/23(木) 23:35:25.17 ID:T5WbXjFvo
俺「嘘……だろ……」

停滞空間の何に居るにも関わらず、虚獣は俺の放った攻撃を難無く回避し……背後に回り込んだ上で、反撃を繰り出して来た。


俺「っ……ぐぁっ…!!」

俺は反射的に加速空間を展開して、限界まで威力を殺した……にも関わらず、なす術も無く身体は四散。

身体を瞬時に再生して、体制を整えようとする…が、その間にも虚獣は迫り………


これまた半ば反射的に、俺は虚獣との間に再度停滞空間を展開した。

しかし…迫り来る虚獣は、僅かな減速を見せたのみで……その手は、再び俺の身体を大きく抉り取っていった。


俺『……って、おい!!虚獣は停滞空間や加速空間に耐性を付けられないんじゃ無かったのか!?』

カライモン『耐性を付けたのでは無く…ディメンションスレイヤーの時と同様に、対策を打って来たのだろうな』

俺『だとしても…それも出来ないって話だったよなぁ?!』


カライモン『恐らくは…出来ないでは無く、やらなかった…と言うのが正しかったのかも知れない』

俺『はぁっ!?』

カライモン『前回の戦闘は、大気圏内…空気が密集した場所で、対して今回の戦闘はほぼ真空状態……つまり、気兼ね無く全速力を出せる場所と言う事だろう』


俺『…………くっそ…納得出来るけどしたく無ぇ真相だなぁオイ!!』

…などと会話している間にも、容赦無く繰り出される…虚獣の猛攻。


俺は既に、攻撃を正面から受け止める事は諦め…神風のサポートの下で、回避に専念する事にしたのだが……

俺『ちくしょう!!幾らなんでも早過ぎんだよ!!』

その圧倒的なスピードの前では、回避行動さえもマトモに取る事が出来ず……致命傷寸前の攻撃を受け続ける事となった。


いや………それだけならまだ良い。それだけならまだ、いくらでもやりようがあったんだが……


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