37: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/23(木) 00:12:33.80 ID:T5WbXjFvo
●ぜんれい
カライモン『こう言う物は本来、男性のロマンなのだろうが…今回は私が見せ場を掻っ攫わせて貰う』
俺『………は?』
言葉を交わすか否か…カライモンを取り込むように中心部が展開し、変形して行く建造物。
途中で光の束による邪魔が入ったが、建造物はそれを難無く弾き飛ばし………
カライモン『さぁ…侵略の始まりだ!!』
俺『なっ………変形!?いや、合体した!?』
カライモンをその中心に格納して、戦艦のような形状へと変化した。
レミ『うっわー…………』
虚獣から放たれた光の束を物ともせず、虚獣本体へと迫るカライモン…と、その戦艦。
双方が肉薄する距離まで近付くと、互いの攻撃は激化し……
虚獣は光を幾重にも収束して、戦艦に向けて発射。
装甲を大きく破損しながらも、戦艦は後方から黒いワイヤーのような物を展開。
物の数秒の間に、虚獣をワイヤーで縛り上げ………
カライモン『圧縮術式展開…!!』
ワイヤーが接した部分を中心に、虚獣が石化を開始。そこから耐性を付けられ、石化が止まった頃には……既に体表の9割が既に石化済み。
だが、カライモンの猛攻は休む事を知らず………
カライモン『魔導式爆導索解放!!』
ワイヤーを中心にして、今度は石化した部分が爆発。
一連の攻撃だけで、虚獣の体積の実に2割近くを削ぎ落とす事に成功した。
が……虚獣は虚獣で、一方的にサンドバッグにされたまま終わる筈も無く……
突如、大口を広げ……レミ………いや、レミの背後に控える地球の方角へと狙いを定め…口内に光を貯め込み始めた。
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