211: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/06/06(火) 00:20:01.04 ID:jxJr4ajso
ハルの父「どうも、うちの娘がお世話になっています」
俺「あ、いえこちらこそ!俺…自分の方こそハルにはお世話になっています!」
ハルの母「突然押しかけてしまってすみませんね。迷惑だったでしょう?」
俺「そんな事ありません、ええもう、全然大丈夫です!」
レミの父「はじめまして、レミの父です。君がレミの…そして、あの件の……」
俺「と…は、初めまして。えっと、あの件て?」
レミの父「レミの件で…あの事がきっかけで君は大学を追われたと聞いて居る。君の人生を狂わせてしまい、大変申し訳無いと思って居る」
俺「あぁ……いや、あれに関しちゃぁ悪いのは教授だし、気にしてないですよ」
レミの父「だが…」
俺「それに…今の人生だって何だかんだで気に入ってるんで。ほら、おかげでこうしてハルやレミとも一緒に居られてますからね」
レミの父「そうか…そう言って貰えると私も助かる。だが…それはそれとしても、責任を取らねば気が済まない」
俺「いや、だから…」
レミの父「と言う訳で…どうだろう?うちのレミを嫁に貰ってはくれないだろうか?」
俺「………は?」
レミの父「手前味噌で何だが、あの子は母親に似て容姿は端麗だ。加えて言うなら、私の跡を継いで貰えれば将来的にも………」
ハルの父「おいおい、抜け駆けは無しにしようじゃないか。第一、本命がうちのハルと言う事は納得した筈だろう?」
俺「えっと…その………え?」
ハル「もう説明は不要かも知れませんが…」
レミ「うちのパパもハルのパパも、こういう事になっちゃって一歩も退かなくて……」
俺「いやいやいや、流れは判らないでも無いんだが…幾ら何でも、話が飛びすぎじゃないか!?」
レミ「ぁー……」
俺「普通、最初はまず俺の人柄とか学歴とか収入とか確かめてからだよなぁ!?」
ハル「そこはまぁ…」
レミ「ねぇ……?」
俺「何だよ」
ハル「一週間かけて説得しましたので」
レミ「左に同じ!」
俺「説得と書いて洗脳と読みそうだなぁそれ!?」
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