177: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/05/29(月) 22:15:24.09 ID:mG4WGedqo
突然、右の頬に鈍い痛みが走った。
俺「っ…………は?え?なっ…?」
銀髪の男「目ぇ…覚めたか?」
見ると…そこには、握り拳を構えた男…つい先刻その姿を確認した、ウロボロスの統括が立っていた。
俺「え?アンタ…ウロボロスの……一体何で…いや、何をしに……」
銀髪の男「そうだな、一から話すと長くなっちまうんだが……まぁ簡単に言うと」
俺「………」
銀髪の男「神様になっちまった大馬鹿野郎を、ぶん殴って正気に戻しに来てやった…って所か」
俺「………は?」
銀髪の男「ったく…爪の先が白くなって、虚獣化が始まっちまってんじゃねーか…」
俺「……いや………」
銀髪の男「んで、どうだ?最初の目的は思い出したか?」
俺「え?……あ……そうだ…俺は………でも………」
銀髪の男「んでも、どーした?」
俺「思い出した…でもそれが…本当に正しいのか判らないんだ」
銀髪の男「ぁー………」
俺「俺の行動に意味があるのか…俺が何をしても、その先には決まってる未来しか無いんだよ!!」
銀髪の男「ったく……またこのパターンかよ」
俺「え?」
226Res/301.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20