124: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/10/25(火) 00:01:42.83 ID:rhgc8MqBo
●ひめごと
レミ「どう…して………っ!!」
無の核『勘違いしているようだから、思い知らせてあげただけだよ?まず……キミとボクは対等なんかじゃぁ無い』
レミ「ッ………!!」
無の核『キミはボクの駒に過ぎない、黙ってボクに従うしか無いんだ。さぁ…これでもう逃げ道は無くなった。全てに終焉を齎そうじゃないか』
レミ「―――――――ッ……」
俺「は?何だよ…どういう事だ?」
ハル「………そう言う…事だったんだね。レミちゃん」
俺の理解が追い付くよりも早く、展開は更に先へ先へと進んで行く。
俺「何で…何でアイツを倒した後に、ハルが…いや、ハルに何があるって言うんだ!?」
無の核『鈍い…って言うよりも、わざと気付かないフリをしているのかな?一応確認しとくけど…キミが最有力候補だったって事は判ってるんだろう?』
俺「終焉を齎す者としての候補の事か?だとしても、ハルはその条件には当て嵌まんねぇ筈だろ!!」
無の核『そう……彼女本人は……ね?』
俺「本人って………は?…え?………それって………え?…まさか………」
言っておくが…気付いて居ない振りをしていた訳じゃぁ無い。
しかし…その可能性に関して、全く考えて居なかったと言えば嘘になる。
だが………それをまさか……よりにもよって、この場で…こんな形で知る事になるとは思っても居なかった。
ハル「ここでレミちゃんごと終焉を退けても…今度はこの子の番になるだけ……」
レミ「………」
ハル「だからレミちゃんは、そんな事にならないように……そんな事にならないように、この世界を終わらせようとしてたんだね」
レミ「………………」
226Res/301.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20