魔法少女ダークストーカー 2スレ目
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116: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/25(日) 22:43:58.57 ID:j6wkVGJbo
●とうかく

レミの……3つあった犬の頭の内の、1つはかき消えているものの……逆に、それ以外の部位に関しては殆ど無傷。

更にそこから、残った2つの頭が再び形を変えて左右の髪留めと重なり……巨大な角を作り出した。


カライモン「ふむ…正直驚いたよ。まさかレミくん単体であれだけの力を持っているとはね」

俺「いや、話は聞いてたと思うんだが…あれは…」

カライモン「無の核の力…と言いたいのだろうが、その点はむしろ君の勘違いだ。今の彼女は、無の核の力を用いる事無く戦っている」


俺「………は?いや待て。でもレミは無の力を―――ー」

カライモン「君だって…光と闇の力を借りずとも、ある程度は自力でディメンションスレイヤーを形成出来ていただろう?」

俺「あぁ……そーいやぁそうけど…何ってーか、今までのレミとは余りにも……」


カライモン「今までの戦いでは、相手が相手なだけに無意識に手を緩めてしまっていたが…今では、その余裕も無いと言った所だろう」

カライモンの言葉を聞き…俺は、今までの戦いを思い出した。


ディーティーみたいな、気兼ね無くぶちのめせる相手は別として……

思い返せば…俺達が戦った敵のほとんどは、被害者…あるいは罪の無い超自然の摂理の存在のような者たちばかり。

いわば…本来ならば、レミが守るべきと思って居るような存在ばかりだった。


そう言った意味では、カライモンの言う通り…今回は本気のレミを相手にしていると言う事になるのだろうが…それはつまり……


俺「それって…レミが乗っ取られたら……無の核の力が加わったら、完全に手に負えねぇって事だよな?」

カライモン「その通り。なので、そうなる前に決着を付けてくれ給え」

俺「……って、毎度毎度簡単に言ってくれるなっての!!?」


カライモン「簡単…と言う訳でも無いが、今回はそう難しい事でも無いだろう」

俺「……は?」


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