107: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/13(火) 22:12:49.58 ID:glw2eDqco
●たいざい
俺「そんで、この後は………いや、確認するまでも無ぇか」
ハル「…はい。レミちゃんの武装をとにかく削って削って…無効化させてから、力づくで本心を聞き出します」
俺「って、改めて聞くとかなり物騒な内容だが…やり過ぎんなよ?」
ハル「大丈夫です。実は拳で語り合うのは慣れっこなので」
俺「…マジかよ」
ハル「冗談です」
俺「おま………」
ハル「でも…レミちゃんとの喧嘩は、一回や二回じゃありませんから。安心して下さい」
俺「そうだな、その点だけは心配してない。そんじゃまぁ…二人で…」
ハル「止めましょう…レミちゃんを!」
まず俺が、ディメンションスレイヤーを解除して…右手を蛇腹剣状に変化。
更にそれを使って、レミの周囲を取り囲み………レミに向けて収束。
駆け巡る刃がレミに迫り…レミの放った黒い線がそれを切り裂き、俺の刃は跡形も無く消え去る。
だが………
俺「おいおい、俺にばっかり構ってて良いのか?」
レミ「――――ッ!!」
ハルの放った閃光が、黒い線を貫き…蛇の頭の一つを吹き飛ばした。
俺「さすがに二対一は分が悪ぃだろ?降参した方が良いんじゃ無ぇか?」
レミ「っ……冗談!!」
単純な頭数もさる事ながら…火力においても、完全に俺達が有利。俺とハルは、この流れまま一気に押し切ろうと試みるが…
残った7つの蛇の頭が肥大化し…それに伴い竜の頭に変化。
更には、続いて形成された胸部にレミが包み込まれた後…翼と四肢が形成され……
最後に形成された尻尾により、俺とハルの身体は遥か彼方まで弾き飛ばされた。
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