105: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 21:08:13.34 ID:BKmQ0ZLDo
俺「ッ……何で…何で俺なんだ!!何で…レミなんだよ!!せめて…せめて逆なら…ッ」
闇の核『それは―――』
レミ「………良いの。アタシは…これで良かったと思ってる。多分…どっちでも同じ結果になってたと思うから」
俺「何だよそれ…判んねぇ……ワッケ判んねぇンだよ!!!」
レミ「…だから良いの…もう良いの。考えないで!!何も考えないで、このまま終わって!!」
俺「そんな事…出来る訳―――――ッ!?」
レミ言葉により、ダークチェイサー…ひいては俺自身の動きが止まり……
身動きが取れない間に、レミは両手を天に掲げた。
何が起こるかは判らない…が、何をしようとしているかは嫌と言う程判る。
世界の終焉………それだけは止めなければならない。
にも拘わらず、俺は指一つ動かす事が出来ない。
レミの力を打ち払うべく、全力で抵抗する…が、改善の兆しは一向に無し。
俺は、するべき事…出来る事を考え抜き………
俺「あぁくそっ………こうなったらアレを使うしか無ぇか…!!」
奥の手を使う事を決意した、その瞬間――――
レミの後方から迫る光の束が、その無防備な背面へと襲い掛かった。
ついでに言うと…俺は、その光の束に見覚えがあった。
そう、つまり………今の出来事が示しているのは…
俺「なっ…まさか、ハルか!?」
ハル「はい。お待たせしました」
そう…ハルが駆け付けてくれたという事だった。
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