勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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146: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/07/28(木) 00:42:22.26 ID://rGN1y40
ポルトガ勇者「ただ、これに関しては少し情報も掴んであんだよ」

勇者「情報?」


ホビット「……海の祠、の伝説だね?」


ポルトガ勇者「……よく御存知で」

勇者「海の祠?海に祠があるんですか」

ホビット「ああ。昔、四賢者の一人が作った祠が今も海の中に沈んでいる、という伝説だ」

イシス勇者「そこに、僕達が求める鍵があるって言い伝えがあって、今はその捜査に尽力している」

ホビット「だが、場所は分かったのかい?」

イシス勇者「いえいえ、流石にそこまでは……怪しい場所を虱潰しに探している途中です」

ホビット「場所が場所だからね……仕方ないものだよ」

イシス魔法使い「国連には未だ見つかっていないので急いで見つけ出したいんですけど、その伝説が本当かどうかも怪しいんですよね」

ホビット「しかしわしらが旅をしていた時から小耳に挟んでいた伝説だよ。火の無い所に煙は立たないと言うし」

ポルトガ勇者「あー……いっそ海の水が干上がっちまえば探しやすいんだろうけどよ」

イシス勇者「現実逃避もいい所だねそれは……気持ちは分かるけれど」

勇者「……鍵、かぁ」


「それ、できるかもです」


勇者「えっ?」

イシス勇者「……何、?が?」

ポルトガ勇者「それって、なんだよ?スーの字」


スー勇者「……――海の水、干上がらせるの……できるかもです」


イシス勇者「…………えっ」

イシス僧侶「ス、スー勇者ちゃん、それはいくらなんでも無理じゃないかぁい?」

スー勇者「勿論、全部干上がらせるは無理です」

スー勇者「けれど、浅いところなら……干上がらせるの。できると思うです」

ポルトガ勇者「……何か、あるのか?」

ホビット「確かに、あの伝説では海の祠は岩礁に囲まれているという話だね……恐らく浅い所にあるのだろう」

ホビット「もしスー勇者ちゃんの言う方法が可能なら。見つかる可能性は高くなる」

勇者「……スーちゃん、その案聞かせてもらってもいい?」

スー勇者「はい、ご主人様……あの」

スー勇者「私の村……スーには、秘宝があったです」

イシス戦士「秘宝?」

スー勇者「はい。スーは、周りを川で囲まれた村です……いつもは、平和で暖かい、いい所です」

スー勇者「でも、時にその川は暴れ川になって、私達の先祖様を脅かしたです……」

スー勇者「でも遠い昔、村のその代の巫女が、力を使って……壷を作ったです」

勇者「壷?」

スー勇者「はい……――『渇きの壷』。こっちの言葉だと、そういう意味になるます」


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