八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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99: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/13(月) 00:49:11.70 ID:EZXQYtyb0



八幡「確かにちょっとそんな気分にもなりますね。一人だったらキツかったかもしれません」

凛「へー。あのプロデューサーが一人は嫌だなんて、そんな台詞を言うなんてね」

八幡「はん、別に怖くなんてないぞ? ないけど、たぶん一人だったら常にわーわー声を上げて平常心を保とうとするってだけだ」

凛「それ怖がってるよね」



凛が突っ込み楓さんが笑うと、つられたように前方からも笑い声が漏れる。



「……暗いので、足下に気をつけてくださいね」



女将さんが取り繕うようにそう言ったが、何となく声音からその表情を察する。……なんか恥ずかしい所を見られたな。



そのまま廊下を歩いていくこと数分。特に急いではいなかったが、それ程かからずに目的の倉庫へと辿り着くことが出来た。女将さんが鍵を開け扉を開いてみれば、その中には様々な備品がしまってある。

しかし思ったよりも大きい部屋だ。毛布やシーツがある所を見るに、恐らくはリネン室も兼ねているのだろう。



「今探しますので、少々お待ちください」



そう言って、倉庫の奥の方へと進んでいく女将さん。
勝手に漁るわけにもいかないし、ここは大人しく待機だな。



八幡「……凛。あまり中に入り過ぎるなよ」

凛「? なんで?」

八幡「いや。こういう時に全員倉庫の中に入ると、大体扉が勝手に閉まるのがお約束だからな」

凛「さすがに無いと思うけど……」





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