八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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100: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/13(月) 00:50:55.92 ID:EZXQYtyb0



と言いつつ、しっかり中へは入らない凛。まぁこう暗いし、さしもの凛も多少の恐怖感は感じているのだろう。それに比べて……



楓「早苗さんたち、もう先にお酒開けていたりしないかしら……」



不安そうな表情で言う25歳児楓さん。

能天気なもんだな……いや、ある意味じゃ恐怖を感じているとも言えるけど。正直こっちからしてみれば割りとどうでもいい。



「お待たせしました。コチラが懐中電灯と、防寒着になります」



女将さんが持ってきたのは懐中電灯が詰められた段ボールが一箱に、沢山の上着……これは、なんて言えば良いんだ。ダウンジャケット? 似たようなのを前にジャンパーって言ったら美嘉に引かれた事があるからな。気を付けねば。



八幡「んじゃ俺が段ボール持つから、上着は頼みます」

楓「良いんですか?」

八幡「まぁ、こういう時の為の男手ですし」



というかむしろ、ここで重い物持たなかったら情けないにも程がある。何しに来たか分からん。

そんな思いを汲み取ってくれたのか、楓さんと凛は上着を手分けして持ち、申し訳なさそうにしていた女将さんもそれに習った。

しかし、やっぱ人数分ともなるとさすがに多いな。……三人付いてきたのは正解だったかもしれん。



「それでは、鍵を閉めますので……」

八幡「ええ」



全員が倉庫から出て、女将さんが扉の鍵を閉める。

と、その時だった。









凛「あ」


楓「電気、つきましたね」








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