八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
1- 20
483: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:40:16.87 ID:P+l3VGEy0








「なに、ニヤニヤしてるの?」









よく通る、済んだその声。



不意を突かれてかなり驚いたが、それでも、動揺はない。

今日は、いつ会えるのかとずっと考えてたからな。


振り向けば、そこには思った通りの人物。


容姿は特に変わらない……と思ったが、ちょっと大人っぽくなったか?
もしかしたら、少し背が伸びたのかもしれない。元々高い方なのにな。


……相変わらず、まっすぐな目をしてやがる。



凛「もしかして、アイドルのプロデューサーになれるのが嬉しかったの?」



イタズラっぽく笑って言うその台詞は、いつかの真似事か。
なら、俺も返す答えは決まってる。



八幡「ちげぇよ。……このネクタイ、妹に選んで貰ったんだ」

凛「知ってる」



そうして、俺たちは笑い出した。

……ああ、本当に、俺は戻ってきたんだな。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
510Res/408.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice