八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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470: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:31:40.50 ID:P+l3VGEy0

× × ×







蘭子「フゥーーーハッハッハァーー!!!」

八幡「絶好調だなお前……」



会うや否や、キレッキレの動きでポーズを決める蘭子。

しかし、その距離は何故だか遠い。



八幡「なぁ、なんでそんな離れて……」

蘭子「ちょっ、少々待て眷属よ! それ以上は、その、とにかく寄るなっ!」

八幡「…………」



ズザザーっと、すかさずポーズを取りながら後ずさる蘭子。
え、なに、どゆこと?



八幡「……そんなに俺と近寄りたくないか」

蘭子「えっ!? あ、いや、そういう意味じゃ、なくて…」

八幡「じゃあどうしたってんだ」



何か納得のいく理由を教えてくれないと、俺体臭キツいのかな? とか、もしかして近いだけで不快なの? とか、普通に傷ついて今夜枕を濡らすことになる。久々だな……昔はよくあった。あったのかよ。



蘭子「え、えっと、その…」

八幡「…………」

蘭子「いざ久しぶりに会うと……何を話せばいいのか、分からなくて……」



恥ずかしそうに、震える声でそう言う蘭子。
よくよく見てみれば、その大仰なポーズは顔を隠すようにしているだけにも見える。耳赤いし。

どうやら、絶好調に見えたのは俺の勘違いだったらしい。


だから、俺はこう言ってやったのさ。





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