八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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469: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:30:52.33 ID:P+l3VGEy0



八幡「……それで、最初なんて言ったんだ?」

まゆ「リボンですよぉ。……今度は、解けないようにもっと固結びをしてくださいね」

八幡「あー……」



そういや、そんな話をしたこともあったな。よく覚えてる奴だ。



八幡「分かんねぇぞ。どれだけ解けないくらい固く結んでも、切れちまえば終わりだ」



もちろん、そんなつもりはない。
けど、なんとなく照れくさいので、いつものように捻くれたもの言いをしてしまった。

だが、それでも彼女は不適に笑う。



まゆ「ふふふ……なんだ。知らないんですか?」

八幡「あん?」



小指を立てて、まるで恋する乙女のように、歌うように彼女は言う。



まゆ「リボンがある限り、何度だって結び直せるんですよ?」








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