八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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466: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:29:20.05 ID:P+l3VGEy0

× × ×






鷺沢「比企谷さん……これを、どうぞ」



そう言って渡されたのは、何やらリボンの巻かれた包み。
形状と重さからして、恐らく中身は本だろうな。それもハードカバーの。くれたのが鷺沢さんなら尚更だ。



八幡「あの、これは……?」



本というのは分かるが、それを何故くれたのかが分からない。
困惑しつつ尋ねると、鷺沢さんは微笑みながら説明してくれる。



鷺沢「所謂……就職祝い、というものです。私のおすすめの本ですので、是非」



就職、祝い……?

一瞬、脳が理解しなかった。そうか、世の中にはそんなものが存在するのか。都市伝説だと思ってた。



美波「ごめんね、私は用意してなくて…」



一緒にいた新田さんが何やら申し訳なさそうにしているが、別に全く気にしていない。というか、わざわざ用意していた鷺沢さんに驚いたわ。





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