八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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464: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:28:12.67 ID:P+l3VGEy0

× × ×






廊下を歩いていた時に急に声をかけられたのは驚いたが、その顔を見てもっと驚いた。まさか、向こうから話しかけられるなんてな。



モバP「就職おめでとうございます、比企谷さん」

八幡「ありがとうございます」



そう祝ってくれたのは、十時愛梨のプロデューサーだ。

廊下に備え付けてあるベンチに座り、話を聞く。



モバP「今日からもう仕事に?」

八幡「ええ。……と言っても、社長の計らいで今日は見学みたいなもんですけど」



自分で言って苦笑する。本当、こんなダベっているだけで良いんだろうか。



八幡「十時、相変わらず色んな所で見ますよ。さすがですね」

モバP「そう言って貰えると、嬉しいです」



お世辞でもなんでもなく、これは本当に思っていること。

かつれ俺が参加した、『プロデューサー大作戦』という企画。そしてその優勝者、総選挙を行い見事一位となったシンデレラガール……


それが、十時愛梨だ。


十時自身もそうだが、その手伝いをしたこの人も、さすがと言うほかない。



モバP「……でも、凄いのはあなたもですよ」

八幡「え?」

モバP「あなたが担当していた彼女も、あなたがいなくなってからも、ずっと頑張っている。ずっと輝き続けている」





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