八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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435: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/11(金) 22:57:47.78 ID:JnIiLH7j0



ただ少し出歩いて疲れたので、私は座って待つことにする。その内誰か来るだろう。



凛「ふぅ……」

「ステージ、どうだった……?」

凛「ひぁっ!?」



どこからかの突然の声に、椅子ごと倒れそうになるくらい驚く。び、びっくりした……



凛「……輝子。またそんな所にいたの?」

輝子「フヒヒ……落ち着くから」



控え室の机の下、そこを覗けば、思った通り輝子がいた。アイドル衣装で。
っていうか、他にほとんど人がいないのに入る意味はあるのかな……落ち着くんなら良いけどね。



凛「ステージならもう準備万端だったよ。そろそろ開場じゃないかな」

輝子「そ、そうか……いよいよ、だな……」



ぷるぷると、緊張しているのか肩を振るわせる輝子。
でも、不思議と表情に陰りは見えない。むしろ、目をギラつかせているようにすら見える。



凛「……楽しみ?」

輝子「うん。……こんな大きなステージ、立てるとは、思わなかったから……」

凛「ふふ、そっか」



そうやって笑えるなら、きっと大丈夫だね。

なんだか、輝子がとても頼もしく思えた。



輝子「……凛ちゃんは、やっぱり平気そう、だな…」

凛「そんなことないよ。これでも緊張してる」





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