八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/11(金) 22:55:32.09 ID:JnIiLH7j0
凛「……全力で、駆け抜けてみせるから」
いつか、彼と約束した時のように。
私は、私へと言い聞かせた。
と、そこでレッスンルームにトレーナーさんが入ってくるのに気付く。
もうそんな時間かと思って準備にかかろうとすると、何やら他のアイドルたちも慌てて動き始めている。
……この様子は、またみんな聞いてたな。
私も美希も、なんだかおかしくて笑ってしまった。
美希「凛、ストレッチしよっか」
凛「うん。よろしく」
その後はレッスンを順調にこなし、お昼頃まで取り組んだ。
昨日も集中してやっていたとは思うけど、でも、それでも頭の片隅には美希との件があったからね。どこか少なからず気持ちが入り切っていなかったかもしれない。
だからその分、今日はちゃんとやれたと思う。
……こうして見ると、やっぱり765プロのみんなは凄いね。
合同ライブまで、あと三ヶ月。
時間はまだ結構あるように感じるけど、きっとあっという間だ。
だから今のこの気持ちも、貴重な経験も、忘れないよう胸に刻んでおこう。
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