八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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432: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/11(金) 22:53:54.50 ID:JnIiLH7j0



美希「ふーん? 追いつくだけでいいの?」



その返しには思わずぽかんとしてしまったが、こっちも、負けじと笑い返してやる。



凛「まさか。追い抜いて……トップアイドルを目指すよ」



アイドル。

それは人々の憧れであり、遠い存在。


誰をも笑顔にして、勇気を与えて、元気をくれる。
キラキラしていて、懸命で、美しく、真っ直ぐで。

人々に希望を与え、輝きを見せる、そんな存在。

そんなまるでお伽噺のような、偶像と言われても仕方が無いような存在を、私は目指す。


きっと、それは難しいのだろう。
辛いし、苦しいし、数え切れない程の困難がきっと待っている。道は険しいなんてものじゃない。

もしかしたら、最初から辿り着けるような場所じゃないのかもしれない。
そもそも、そんなものは存在しなくて、ただの幻想なのかもしれない。


けど、私は諦めたくないんだ。



たとえ私が抱いているのが叶わぬ夢で、ありもしないものへの憧れだったとしてもーー






それでも、私は本物になりたい。






本物のアイドルに、なりたいんだ。








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