八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/11(金) 22:39:08.68 ID:JnIiLH7j0
その後結局レッスン場が閉められるまで話し込んでしまい、すっかり暗くなった頃に別れることとなった。
私はそこまで人見知りってほどじゃないけど、それでも、初めて会った人とこれだけ話せるんだから、天海さんは凄い。
春香「明日は私もレッスンに参加できそうだけど、凛ちゃんは?」
凛「私も明日はいるよ。……どうやら、星井さんもいるみたいだし」
春香「あはは、それは大変そうだね」
苦笑した後、天海さんはふと遠くの街の方を眺める。
つられて見れば、仄かに青さが残った暗い空の向こうに、ついさっき太陽が沈んだであろう微かな灯火が見えた。
その光へ辿っていくように、ぽつぽつと、まるで星のように街の明かりが灯り始めている。
なんだか、いつかの帰り道を思い出してしまう。
春香「……前も、こんな時間だったな」
凛「え?」
春香「ううん。こっちの話」
誤摩化すように笑う天海さんは、改めて私の方へ向き合う。
春香「頑張ってね。……って、私が言わなくても、凛ちゃんはもう頑張ってるよね。あはは」
凛「どうかな。必死ではあるけど、それが頑張ってることになるかは分からないし」
春香「あ、今の言い方比企谷くんっぽい」
凛「……それは、あまり嬉しくないかな」
まさか反面教師じゃなくて、真っ当に似てきているなんてね。そりゃ、見習いたい所もあるにはあるけどさ。
春香「……凛ちゃんも比企谷くんと同じくらい、悩んで考えて、必死に進もうとしてきたんだね」
凛「……それこそ、どうなんだろうね」
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