八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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405: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/09(水) 03:14:09.16 ID:rz2WyN+/0



千早さんはともかくとして、ハルカというのは、あの天海春香さんでいいのだろうか。私は直接会ったことは無いはずだけど……どういうこと?
しかし、星井さんは特に説明はしたりしない。こうい所は本当にマイペースだ。

そして星井さんは、改めて問うてくる。






美希「だから、聞かせてくれないかな。あなたが、どんな思いでアイドルしているのか」






悪意なんて感じない。

冷やかしとか、皮肉とか、そんなものは一切感じない。


ただ純粋に、彼女は”アイドルとして”私に尋ねたいんだろう。


その気持ちに応えるべく、私はーー






凛「……私は」






と、そこで私の声は遮られる。


音の方を見てみれば、今日最後のアイドル、愛梨と蘭子が丁度来たところのようだった。



伊織「アンタたち、いつまで話してんのよ。みんな集まったみたいだからレッスン始めるわよ」

美希「むー、まだ話してるのに。でこちゃんってば厳しいの」

伊織「今日はレッスンしに来たんでしょうが!」



ぴしゃり、と叱ってのける水瀬さん。
こうして星井さんにはっきり言える人は案外珍しいように思う。



伊織「ほらアンタも」

凛「あ、はい」



言われ、慌てて立ち上がる。
すると何故か、水瀬さんは私の近くに寄ってきて小声で話し出した。



伊織「……ごめんなさいね。あの子も、悪気があるわけじゃないの」



言いながら見る視線の先には、ドリンクを取りに行った星井さんの背中。





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