八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/09(水) 03:14:09.16 ID:rz2WyN+/0
千早さんはともかくとして、ハルカというのは、あの天海春香さんでいいのだろうか。私は直接会ったことは無いはずだけど……どういうこと?
しかし、星井さんは特に説明はしたりしない。こうい所は本当にマイペースだ。
そして星井さんは、改めて問うてくる。
美希「だから、聞かせてくれないかな。あなたが、どんな思いでアイドルしているのか」
悪意なんて感じない。
冷やかしとか、皮肉とか、そんなものは一切感じない。
ただ純粋に、彼女は”アイドルとして”私に尋ねたいんだろう。
その気持ちに応えるべく、私はーー
凛「……私は」
と、そこで私の声は遮られる。
音の方を見てみれば、今日最後のアイドル、愛梨と蘭子が丁度来たところのようだった。
伊織「アンタたち、いつまで話してんのよ。みんな集まったみたいだからレッスン始めるわよ」
美希「むー、まだ話してるのに。でこちゃんってば厳しいの」
伊織「今日はレッスンしに来たんでしょうが!」
ぴしゃり、と叱ってのける水瀬さん。
こうして星井さんにはっきり言える人は案外珍しいように思う。
伊織「ほらアンタも」
凛「あ、はい」
言われ、慌てて立ち上がる。
すると何故か、水瀬さんは私の近くに寄ってきて小声で話し出した。
伊織「……ごめんなさいね。あの子も、悪気があるわけじゃないの」
言いながら見る視線の先には、ドリンクを取りに行った星井さんの背中。
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