八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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40: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 01:10:15.81 ID:J34r1N8z0



ライラ「あ、こんな所にいたのでございますねー」



相変わらずのほほんとした金髪碧眼褐色の少女。件のライラである。



ライラ「おや、八幡殿も。プロデューサー殿とお話中でございましたか?」

八幡「まぁそんな所……って………………え?」



話しかけて、一瞬、思考が止まる。

ん? え、何。今、こいつは何て言った? プロデューサー? 誰がプロデューサーだって?



常務「そういえば言ってなかったな。今度から、私がライラの担当プロデューサーをする事になった」

ライラ「でございます」

八幡「…………………………」



なん…だと……

いや、マジでか。なんで、何で!?



常務「アイドルの人数に対し、プロデューサーの数が足りていないのはお前も知っているな」

八幡「え、ええ」

常務「その対策として、私を始めとする他の社員もプロデューサーとして活動する事になった。一時的ではあるがな」



そ、そういう事か……


いやでも、それはまだ分かるとして、何故よりによって常務がライラの担当? 選考理由は分からないが、何かあるんじゃないかと勘繰ってしまう。

そして俺のそんな心中が伝わったのか、常務は少しばかり所在無さそうに目を逸らす。



常務「……私が自ら志願した。特に他意は無い」

八幡「…………」

常務「……っ……先に戻る。ライラ、この後の時間には遅れるなよ」

ライラ「はいです。頑張りますですよー」





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