八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
1- 20
398: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/09(水) 03:06:08.13 ID:rz2WyN+/0



卯月「えへへ……でも、良いんでしょうか? そんなに普通の答えで」

凛「悪いことなんてないよ。というか、別に私は普通だとは思わないけど」

卯月「え?」

凛「素敵なことだよ。……それに、アイドルを目指すくらい憧れを抱き続けるって、簡単なことじゃないと思うし」



私の台詞に、うんうんと未央も頷いている。
こうして憧れの存在になれた私たちだから分かるんだ。ここまでの道のりは決して簡単なものじゃなかったし、そしてこれからも、きっともっと大変なことが待ち受けてる。



凛「だから憧れを持ち続けている卯月は、凄いよ」

卯月「凛ちゃん……」



嬉しそうに、顔を綻ばせる卯月。ちょ、ちょっとくさかったかな。
そんな顔をされちゃうと、何だか非情に照れくさくなってくる。



未央「っていうか前から思ってたけど、しまむーってある意味普通じゃないよね」

凛「ああ、それは分かるかも。……普通じゃないね」

卯月「え、ええ!? どういう意味ですか!?」



卯月を普通だなんて言ったら、たぶん世の女の子たちに怒られそうだ。


そうして雑談をしていると、レッスンルームの扉が不意に開いた。
今ここにいるデレプロのアイドルたちは大体揃っているから、恐らく入ってきたのは……



千早「失礼します」



落ち着いた声音で、礼儀正しく入ってるくるその人は、私も良く見知った人。
765プロ所属アイドル、如月千早さんだ。

千早さんはこちらに気付くと、近くまで来て挨拶をする。



千早「こんにちは。渋谷さん」

凛「お久しぶりです。千早さん」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
510Res/408.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice