八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/09(水) 03:06:08.13 ID:rz2WyN+/0
卯月「えへへ……でも、良いんでしょうか? そんなに普通の答えで」
凛「悪いことなんてないよ。というか、別に私は普通だとは思わないけど」
卯月「え?」
凛「素敵なことだよ。……それに、アイドルを目指すくらい憧れを抱き続けるって、簡単なことじゃないと思うし」
私の台詞に、うんうんと未央も頷いている。
こうして憧れの存在になれた私たちだから分かるんだ。ここまでの道のりは決して簡単なものじゃなかったし、そしてこれからも、きっともっと大変なことが待ち受けてる。
凛「だから憧れを持ち続けている卯月は、凄いよ」
卯月「凛ちゃん……」
嬉しそうに、顔を綻ばせる卯月。ちょ、ちょっとくさかったかな。
そんな顔をされちゃうと、何だか非情に照れくさくなってくる。
未央「っていうか前から思ってたけど、しまむーってある意味普通じゃないよね」
凛「ああ、それは分かるかも。……普通じゃないね」
卯月「え、ええ!? どういう意味ですか!?」
卯月を普通だなんて言ったら、たぶん世の女の子たちに怒られそうだ。
そうして雑談をしていると、レッスンルームの扉が不意に開いた。
今ここにいるデレプロのアイドルたちは大体揃っているから、恐らく入ってきたのは……
千早「失礼します」
落ち着いた声音で、礼儀正しく入ってるくるその人は、私も良く見知った人。
765プロ所属アイドル、如月千早さんだ。
千早さんはこちらに気付くと、近くまで来て挨拶をする。
千早「こんにちは。渋谷さん」
凛「お久しぶりです。千早さん」
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