八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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383: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/07(月) 23:54:36.27 ID:ttV+FyVW0



蘭子「何これカッコいい!」

八幡「……まぁ、やっぱ好きだよな」



実際俺も打つのがなんか楽しくなっちゃって、ちょっとカッコつけちゃったりしている。翔太郎の気持ちが分かるな……



光「でもやっぱり英文じゃなくてローマ字打ちなんだな」

八幡「ほっとけ」



そこも、翔太郎リスペクトさ……



光「でも、これどうしたの?」

八幡「この間の撮影の小道具に使ったんだよ。なんでも事務所の倉庫に元々あったやつらしい」



それを片付ける前に、こうして拝借しているわけだ。大丈夫、ちゃんとひちろさんに許可は取っている。
しかしタイプライターを置いているとは、ますます謎の会社だな。……社長の趣味か?



蘭子「何かいっぱい打ってるみたいだけど、何を印字してたんですか?」



興味津々とばかりに視線を注ぐ蘭子。興奮してさっきから熊本弁が抜けているんだが、分かりやすいからほっとく。



八幡「撮影とは別に、報告書を作ってたんだよ。……撮影前の、とある一つの事件のな」

光・蘭子「「じ、事件!?」」



何とも良い反応をしてくれる中二コンビだ。ちょっと勿体ぶって言った甲斐がある。
まぁ、実際は事件と呼んでいいかかなり微妙な出来事だったんだが、そこはどうせだから盛っておく。



八幡「ほら、ちょっと読んでみるか」





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