八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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379: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/07(月) 23:49:22.29 ID:ttV+FyVW0



八幡「……やっぱ、気付いた時にちゃんと挨拶しとくべきだったかな」

楓「比企谷くん?」

八幡「なんでもないっす」



こんな恥ずかしくて誰にも言えないような独白、そして思い出なんて、語る必要も無いだろう。秘めてる内が華だ。……まぁ、この人はもう既に色々聞いちゃってるらしいが。

もう言い触らしたりしないよう、口止めしとかないとな。
その為なら、少しくらいお酒の席に付き合うのも我慢しよう。真に遺憾ながら、な。

そして、口止めをしておくのは何も早苗さんだけではない。



八幡「楓さん。お願いですから、その過去の話とか言い触らさないでくださいね?」

楓「……え?」

八幡「いや、え? じゃなく」



なんなのその意外や意外みたいな反応。まさか、もう話しちゃってるわけじゃないよね!? そうだよね!?



楓「うーん、どうしましょう」

八幡「いやどうしましょうじゃなくて…」

楓「……あ、そうだ。それなら、これはどうかしら?」

八幡「はい?」



その時、浸かっているお湯が動く気配を感じる。

気付いた時には、すぐ背後に楓さんが寄り添っていた。





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