八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/07(月) 23:29:53.36 ID:ttV+FyVW0
*
部屋には、5人の人間がいる。
探偵、高垣楓を筆頭とした高垣探偵団4人。
そして、城ヶ崎莉嘉。
莉嘉のその表情は、部屋の中へ通されてから以前変わらない。
いつもの莉嘉だ。
莉嘉「それで、お話ってどうかしたの?」
楓「莉嘉ちゃん……」
が、楓さんの顔は真剣そのもの。
かつてこれ程までに真面目な時があっただろうか。そう思わせる程の雰囲気を醸し出している。……やはり、お酒が絡んでいるからだろうか。そんな思いはそっと内に秘めておいた
そして少しの間の後、その言葉は紡がれた。
楓「……単刀直入に言いますね」
莉嘉「うん?」
楓「あなたが、剣聖武蔵を持ち出したのよね」
楓さんのその言葉に、しんと部屋が静まり返る。
だがそれも一瞬のことで、すぐに莉嘉は取り繕うかのように笑って話し出した。
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