八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/07(月) 23:27:43.14 ID:ttV+FyVW0
楓「ーーさて、それじゃあ次で最後ということになるわね」
早苗さんと輿水と別れた後、再び談話室にて打ち合わせが行われる。
最後の容疑者は、城ヶ崎莉嘉。
本人は電波が繋がらないにも関わらず、部屋へ電話をしに行ったと証言していた。
凛「でも正直、莉嘉もお酒を持ち出すとは考えられないんだけど」
文香「確かに、そうですね……」
既に何度も言われていることだが、莉嘉はまだ中学生。酒を欲しがることまず無いだろうし、他の理由も考えにくい。
凛「そう言えば、楓さんは動機について考えが無いわけじゃないって言ってたけど、それはどうなの?」
楓「ああ、それですか」
ふむ、と。腕を組み、考え込むようにする楓さん。
楓「……あるにはあるんですが、とりあえずは莉嘉ちゃんの部屋へ行きましょうか」
凛「という事はつまり、また勝負するんだね……」
楓「ええ。場合によっては♪」
はぐらかすかのように微笑み、一人先に歩いて行ってしまう楓さん。
こういう勿体ぶる所は探偵っぽく振る舞ってるのか、はたまた素でやっているのか。
後をついて行き、程なくして莉嘉の部屋へと辿り着く。
八幡「………っ! 楓さん」
楓「? どうしたの比企谷くん」
八幡「これ」
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