八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/07(月) 23:13:30.33 ID:ttV+FyVW0
気付けば、足はゆっくりと動き出そうとしていた。
ゆっくりと、その柔らかそうな膝へ向かい、進もうとーー
凛「……………………」
ーー進もうと、した所で、凛と目が合った。
ガン見だった。
文香「比企谷さん……?」
八幡「あ、いえ。…………遠慮しておきます」
頭は一瞬で冷えきり、つとめて冷静に、丁重にお断りさせてもらった。
超怖かった……
女将「えー、では席に戻って頂いたところで、いかがでしたか比企谷さん」
八幡「そうですね。色んな意味でドキドキが止まりませんでした」
女将「高垣楓さんに続き、相当なアピール力であったと」
八幡「ええ。男のロマンを突くという点においては中々の作戦だったと思います。可愛い行動かどうかは微妙な所ですが」
壁ドンもそうだが可愛さアピールとはちょっと違う。ってかかなり違う。やってる人たちが可愛いのは認めるが、たぶんそこじゃない。求めているのはカワイイ行動だ。企画発案者の幸子が「何か思ってたのと違う……」と呟いている辺り、俺の認識は間違ってないんだろうな。俺を驚かせる企画か何かと勘違いしてない?
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