八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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345: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/07(月) 23:06:34.25 ID:ttV+FyVW0



× × ×






女将「えー、今回司会を努めさせて頂きます。当旅館の女将でございます。そして審査員兼解説の……」

八幡「比企谷です。よろしくお願いします」



ちょうど掃除で近くに来ていた女将さんに協力を仰ぎ、全然全くもって必要は無いとは思うが、こういう形で勝負が行われる事になった。場所は談話室。

前乗りの際、念のためデジカムを持ってきていたので、折角だから回すことにした。輿水曰く雰囲気は大事とのこと。凛は最後まで抗議を申し立てていたがスルーされた。哀れなり。



女将「今回公平を期すため、順番はくじ引きにで事前に決めております。持ち時間は5分ですが、短い分には特に問題はありません。あくまで『カワイイ』といかに思わせられるか、自由に表現して頂ければと思います」

八幡「……慣れてますね」

女将「宴会では司会は付き物ですので」



にっこりとした笑顔で応える女将さん。面倒事に巻き込んで申し訳ないと思っていたが、もしかしなくても結構楽しんでらっしゃいます?



女将「それでは早速参りましょう。エントリーナンバー1番。”お酒は飲んでも飲まれるな。それでもやっぱり飲まれちゃう”高垣楓さんです。どうぞ!」

八幡「なんですか今の」



恋する女は奇麗さ〜♪ とどこからか曲が流れ、ソファに座っている我々の向かいに楓さんが現れる。ちなみに横で待機していただけで普通に全員同じ部屋にいる。カメラに映らなきゃいいんだよ映らなきゃ!





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